中国東北部にある遼寧省撫順市は、昔は活力に満ちあふれた街だったが、今はゆっくりと眠りにつこうとしている。炭鉱や製油所はほとんど閉鎖され、若者の半数が出て行った。人口の約3分の1を60歳以上が占め、年金財政は大幅な赤字に陥っている。